【照明デザイン事例】菅谷たたら山内 『菅谷高殿』ライティングデザイン

菅谷たたら山内 『菅谷高殿』照明デザイン

国の重要有形民俗文化財であり、 映画「もののけ姫」の舞台の一つともいわれる、菅谷たたら山内「菅谷高殿」 のライティングデザインを担当させていただきました。

ライティングデザインについて

内側

菅谷高殿は重要文化財という性質上、創建当時に近い姿で保存する必要がありました。
そのため、できるだけ照明器具の存在感を薄くしつつ、見せたいところはしっかり照らすようなライティングにしています。

強い光でクローズアップする場所と、影で見せない場所をつくってコントラストを強くすることで、たたら場として稼働していた当時に作業していたであろう人々の息づかいが感じられるような、ドラマチックな空間演出を心がけました。

ファザード

建物の外壁や屋根を彫刻を照らすかのようにライトアップし、周囲のその他の場所には光を当てないようにしています。
それにより、菅谷高殿の存在感を浮き立たせ、シンボリックな印象になるようにしました。

菅谷たたら山内

交通
JR山陰本線出雲市駅から一畑バス(高速バス)広島新幹線口行きで45分、たたらば壱番地下車、タクシーで10分(予約制)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(閉館17:00)
休業日
月曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
料金
入館料=大人300円、小・中学生200円/「菅谷たたら山内と山内生活伝承館」「鉄の未来科学館」「鉄の歴史博物館」の3館共通券=大人1020円、小・中学生510円/
駐車場
あり | 台数:20台 | 無料

島根県雲南市吉田町吉田4210-2
URL http://www.tetsunorekishimura.or.jp/sugaya

CREDIT

照明デザイン:長根 寛 (東京デザインパーティー)https://designparty.net/